「ほぼ日の学校」が最初にとりあげるテーマは
「シェイクスピア」です。
ウィリアム・シェイクスピアは
いまから400年以上も昔に
ロンドンを中心に活躍した劇作家。
「生きるべきか、死ぬべきか」の
セリフで知られる『ハムレット』や
何度も映画化された『ロミオとジュリエット』、
蜷川幸雄さんの演出でも知られる『マクベス』など、
その作品になんらかの形で触れた方も
多いのではないかと思います。
しかし、その大元の戯曲を
しっかり読み込んだことのある人は
それほど多くないのかも‥‥。
小劇場からハリウッド映画にいたるまで、
いまなお世界中でくり返し表現され続ける
シェイクスピアという「古典」。
その魅力の真髄はいったいどこにあるのでしょう?
あるいは、現代の経営学にも役立つといわれている
シェイクスピアの人間観察力とは?
国境や時代を軽々と飛び越えて受け入れられる、
シェイクスピア作品の物語の骨格には
どのようなキーワードが潜んでいるのでしょう?
「ほぼ日の学校」の学校長を務める河野通和は、
日本を代表する10人のシェイクスピアリアン
(シェイクスピアに魅了された人をそう呼ぶそうです)
を講師として招きました。
のちほどあらためてご紹介いたしますが、
「講師」という枠組に収まらない、
じつに多彩で魅力的な方々が集まってくださいました。
おそらく、こんな「学校」は二度とないでしょう。
「シェイクスピア」に限らず、
「ほぼ日の学校」の授業というのはすべて、
テーマに合わせてそのときどきに
最高の人たちに集まってもらう、
「一期一会」の場になるのではないかと思います。
ですから、どうぞ、どの機会もお見逃しなく。