九州大学大学院理学研究院教授(生態学・進化生物学)。京都大学大学院博士課程中退。東京大学理学部附属植物園(日光分園)講師、東京大学教養学部助教授を経て現職。単著に『決断科学のすすめ 持続可能な未来に向けて、どうすれば社会を変えられるか?』『花の性ーーその進化を探る』。長谷川眞理子さんとの共著に『ダーウィン著作集〈別巻1〉現代によみがえるダーウィン』。他、共編著多数。2000年ごろ、九州大学の一部が生まれ故郷の糸島に移転する計画が持ち上がったとき、生物多様性保全事業に関わることになり、キャンパスの造成にあたって「森林面積を減らさない」「そこにあった種を一種も絶滅させない」という目標をたてて実行した。1954年福岡県生まれ。