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ほぼ日の学校

「Hayano歌舞伎ゼミ」について

イギリスでシェイクスピアが活躍したころ、
日本には歌舞伎が生まれました。

歌舞伎はお好きですか?

芝居小屋に足を運んだことはありますか?

江戸時代からつづく日本の代表的な伝統芸能ですが、
ちょっと敷居が高い。よくわからない。

そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。

でも、歌舞伎はむずかしくありません。

ど派手な衣装と大仰な仕草で
繰り広げられるドラマを、
理屈抜きで楽しめばいい娯楽です。

たとえていうなら、お花見のように、
鑑賞するというより、見物するもの。

やってくる物語をただ受けとめ、
美しい舞台と音曲に身をまかせれば、
それで十分なのです。

ただ、歴史や筋がちょっとわかると、
見物はもっと深く、楽しくなります。

「二枚目」、「三枚目」、「幕切れ」、
「大詰め」、「十八番(おはこ)」、
「大向うをうならす」。

日常的に使うこんな言葉も、
もとは歌舞伎の世界の用語です。

歌舞伎はずっと人々の暮らしの隣にあったのです。

宮仕え〟の悲哀を味わう
現代サラリーマンの胸にもひびく
人間くさいドラマが歌舞伎なのです。

窮屈な日常からちょっと離れて、
「傾(かぶ)く」人たちの
あでやかな姿に見とれて過ごす。

そんな歌舞伎がある暮らしの喜びを
いっしょに取り戻しませんか?

11月には、講師と受講生みんなそろって、
歌舞伎座での観劇も予定しています。

ご案内いたしますは、
歌舞伎大好きの物理学者、早野龍五です。

かつて東大で行った
伝説のHayano歌舞伎ゼミ”の復活です。

さあ、いっしょに「かぶき」ましょう!