ごくごくのむ古典シリーズとは

「いま、古典の素養が足りないような気がする」。
そう語る糸井重里の発案から、
「ほぼ日の学校」の「ごくごくのむ古典シリーズ」
の構想ははじまりました。

古典をテーマとする学校——
その夢に手足をつけたのが、
2017年4月に入社した学校長の河野通和でした。
『婦人公論』『中央公論』や『考える人』の
編集長を長く務めた経験と知見を生かし、
王道と裏道を行き来しながら、
講師やテーマを吟味し、
学校の陣容を整え
2018年1月にスタート。

目指したのは、たんに知識を詰め込むだけではなく、
心、気持ち、魂といった深い部分で
おもしろがれるような時間。
一方的な伝達ではなく、
双方のやり取りによって
互いのたのしさが相乗するような経験。

講師をお願いしたのは、ひとつのテーマに
情熱をたっぷり注いできた先生たち。
肩書きや資格ではなく、
その人のなかにあってあふれだしそうな
知識やことばや思いを基準に
ひとりひとり、参加をお願いしてきました。
結果、よそにはない「学校」ができたと
胸を張ってお伝えすることができます。

最初に取り上げたのは、「シェイクスピア」です。
そのあとは「歌舞伎」「万葉集」「ダーウィン」
といったテーマに取り組み
折々にイベント、
校外学習なども実施。
2020年には橋本治さんの著作を通して
古典を読みとく「橋本治をリシャッフルする。」
を開講しました。

難しそう、というイメージから
敬遠されがちな古典ですが、
喉が渇いているときに水をごくごくのむように、
楽しく、気持ちよく学ぶ場になればと思っています。
みなさまのご参加をお待ちしています。

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