ほぼ日の学校 オンライン・クラス開講! 6月28日(木)午前11時開講!ほぼ日の学校 オンライン・クラス開講! 6月28日(木)午前11時開講!

視聴しました!オンライン・クラス 角野英子さん・成毛眞さん・萬納嶺さん

いよいよ開講する
ほぼ日の学校オンラインクラス。
一足お先に、
作家の角野栄子さん、
実業家の成毛真さん、
書店ギャラリー担当の萬納嶺さんに
見ていただきました。

「やっぱりシェイクスピアは

原文で読みたいね」

角野栄子さん 作家

シェイクスピアの言葉のリズムについての
講義を楽しく拝見しました。



シェイクスピアの時代、
ろうそくのほのかな灯りの舞台でも
状況がよくわかって、
観客が芝居に没入できるように、
説明のセリフが長かったと
私は理解しています。
そして、観客を飽きさせないために、
リズムのあるセリフが書かれたのでは
ないでしょうか。
シェイクスピアはそういうことを
心得て書いていたと思うのです。



それは今も変わることなく、
リズムは音で、音には形がある。
リズムのある言葉を受け取ると
情景が浮かぶのです。



そんな言葉のおもしろさに気づかせてくれる
講義として、とてもおもしろいと思いました。
オンライン授業なので、
生活のなかで見ることができる。
日常に引き寄せられる楽しさもあって
いいと思います。



言葉にリズムがあることを学んだら、
必ずしもシェイクスピアじゃなくても、
好きな本を声を出して読んでみると
いいと思います。
自分の体からでてくるリズムで読んでみる。
そんなきっかけにもなると思います。
私自身、作品を書くときは、
何度も声に出して読み上げます。
音が加わると、
書いている世界が風景として
立ち上がってくるから。



言葉というと、
意味ばかり強調されがちだけれど、
言葉は風景であり、
物語には音楽的構成があるんです。
そういうことを改めて考えました。



やっぱりシェイクスピアは原文で読みたいね。
そう思いました。難しいけれど。



他の講義も見てみたいですね。
私も入学しようかしら(笑)。

「なにかをつかむ

きっかけをくれる気がします」

萬納嶺さん 青山表参道・山陽堂書店ギャラリー担当

静と動でいえば、
ぼくは「動」で生きてきたように思います。
ずっとサッカーをやっているので、
スポーツのような、目に見えてわかりやすいものを
追い求めてきました。



大学では社会学を専攻しましたが、
勉強はあんまりしないで遊んだり旅したり、
好きなことばかりやっていました。
友だちに恵まれて、
楽しくて仕方ない大学生活でしたが、
大人になって、
「もっと勉強しておけば良かった」という、
後悔と反省が入り交じった気持ちになっています。



とくに家業の書店の仕事をするようになって、
「知のある大人」のかっこ良さがわかるようになり、
そんな大人にあこがれるようになりました。
でも、自分には足りないことだらけだし、
何をどう勉強すればいいかも模索中です。



そんな自分に足りない「知」を、
オンライン授業を通して獲得できたら、
大きな自信になるし、
より良く生きていける気がします。



わずか15分の授業を見るのに、
こんなにエネルギーがいるなんて驚きでした。
大学の授業は、今思うともったいないことですが、
ぼーっと聞いていました。
でも、このオンライン授業は、
画面を通してであるにもかかわらず、
講師の圧倒的なエネルギーが伝わってきて、
こちらも真剣に聞きたいなと思いました。
言ってみれば、大学の授業は
イスにゆったり座って聞きましたが、
これは前のめりになって、
ずっと考えながら聞く感じです。
講師の先生がこんなに愛して、
こんなに熱く語っているものは
何なんだろう。
それを知りたいと強く思いました。
1回見ただけでは足りない気分です。
自分で本を読んで、
作品について理解してから、
また見直したいと思います。
そうやって咀嚼したら、
きっと自分の成長も実感できるでしょうね。



ぼくと同じ世代の人で、
迷いを抱えている人はたくさんいるでしょう。
これからどうしようと考えている人は
少なくないと思います。そんな人に、
古典を学ぶ「ほぼ日の学校」の授業は、
何かをつかむきっかけをくれるような気がします。
この授業が多くの人に届くことを願います。

「あぁなるほど。おもしろいな」

成毛真さん 実業家・書評サイトHONZ代表

いいじゃないですか!
古典を学ぶ大人の学校は他に見当たらないから。
ほぼ日の学校、いいと思いますよ。



オンラインクラスの授業を2つ
見せてもらいましたが、
アカデミックな知識云々よりも、
とにかく知らない話がたくさんでてくるから、
「あぁなるほど。おもしろいな」というのが実感です。
たとえば、シェイクスピアのセリフに
リズムがあり、音楽があるというくだりなど、
私は歌舞伎が好きなので、
歌舞伎の言葉のリズムと重ねながら聞きました。
河竹黙阿弥や鶴屋南北のいわゆる名台詞。
あれは、七五調のシンコペーションなんです。

たりらりらりらり らりられら

(よっ)たりらりらりらり らりられら

(はっ)たりらりらりらり らりられら

みたいに、間が入るわけですね。
(ん)知らざあいってきかせやしょう。
という風に、(ん)の間が入る。
シェイクスピアの言葉のリズムと歌舞伎のリズム。
似ていて違っていて、違っていて似ている。
おもしろいですよね。
それにしても、大学の外なのに、
大学の先生が先生としてそのまま登場する。
演出家が演出家として、
そのまま登壇する。
価値の高い授業だと思います。

2018-06-21-THU

オンライン・クラスとは?

ほぼ日の学校 オンライン・クラスは、
古典を学ぶ「ほぼ日の学校」の講義を
編集映像や講義録でおたのしみいただく
有料ウェブサービスです。

●お申込み

ほぼ日の学校 オンライン・クラスのお申込みは
2018年6月28日(木)午前11時から開始予定です。

●料金

5,400円(税込み)

●有効期間

ご登録いただいた日から1年です。

(1年経つと、会員登録は自動更新されます。)

●内容

視聴いただけるオンライン・クラスの動画は、2種類。

授業の見どころを短くまとめた [ 15分 ] 動画と、
授業全体をじっくりとたのしめる [ 120分 ] 動画です。

[ 15分 ] は、2時間半の授業を要点に絞り短く編集しました。

短い時間に内容を深く理解していただくために、
授業を補足するテロップなどの説明が画面に入ります。

[ 120分 ] は、著作権の関係でオンラインに載せられない
映像・音声作品をのぞいた、授業全体を収めています。

こちらはテロップなどの文字説明はないのですが、
授業の概要を文字にまとめた
「講義録」といっしょに楽しんでいただけます。

サービス開始時には、下記の動画がご覧いただけます。

ほぼ日の学校スペシャル
「ごくごくのむ古典」

・講演 「古典ひろいぐい」橋本治さん(作家)
・トークセッション

「シェイクスピアをベンチャーする」

村口和孝さん(ベンチャー・キャピタリスト)・

藤野英人さん(投資家)・糸井重里(ほぼ日)・

河野通和(ほぼ日の学校長)

シェイクスピア講座2018

・第1回 木村龍之介さん(演出家)

「シェイクスピア全作品と出会う」
・第2回 河合祥一郎さん(シェイクスピア研究者)

「シェイクスピアの謎」
・第3回 河合祥一郎さん(シェイクスピア研究者)

「シェイクスピアとその時代」
・第4回 橋本治さん(作家)

「シェイクスピアの本質を味わう」

シェイクスピア講座2018の第5回以降の講義

これからはじまる

歌舞伎講座、万葉集講座なども

続々登場予定です。どうぞおたのしみに!