2019年はチャールズ・ダーウィンの生誕210年、
代表作『種の起源』出版から160年の年です。
それだけの歳月を経ても、いまだに
すべての生物学の根幹はダーウィンの進化論です。
ダーウィンとはどんな人だったのか?
英ポンド紙幣に刻まれた偉人の足跡をたどりながら、
「ダーウィンの贈りもの」を考えたいと思います。
道案内してくださるのは、
人類学者や植物学者、生物心理学者に恐竜博士、
医師、ノンフィクション作家、新聞記者、
〝虫屋(むしや)〟の仏文学者、人類史研究家、
サイエンスライター、農学博士といった
これ以上ない豪華で多彩な講師のみなさん。
それぞれの専門分野での研究を重ねるなかで、
ダーウィンが残したものの大きさを
日々かみしめていらっしゃいます。
生き物はどう変化してきたのか?
他の生き物と人間を分けるものは何か?
新たな技術の発達によって、
人間はこれまでとは質の違う変化をとげるのか?
恐竜の運命に思いをはせながら、
私たちの「これまで」と「これから」を
先生方といっしょに考えていきましょう。
流域アプローチによる都市再生論を研究・実践している。著書に『自然へのまなざし』『流域地図の作り方』など、共著に『「奇跡の自然」の守りかた 三浦半島・小網代の谷から』など、訳書に『人間の本性について』、共訳書に『利己的遺伝子』などがある。